就活生お役立ち情報
面接は時の運？面接の実態に迫る

今回は・・・就活生応援企画。
面接で落ちても「私なんか社会で通用しない！」なんて落ち込まないで！
面接の実態は担当者との相性です。」
実際の面接官にお聞きしたお話しを記載します。

私も美大を卒業後、大手広告代理店に就職をし、一時期、採用担当の業務も携わらせて頂いた経験があるので、そこでのお話と、
エアライツに、お越し頂いたお客さまからお聞きしたリアルな面接に関するお話をさせて頂き、
就活に対して、本気で悩んだり、苦しんでいらっしゃる方のお力に少しでもなれればとの思いでこのページを記載しました。

エアライツには様々な企業の人事部で働かれている方のお嬢様が就活の写真撮影などでお越しになられます。
採用を担当されている親御さんが職場で、就活生に「すごくいい写真だけど、どこで撮ったの？」とエアライツの事を聞き、お嬢様に帯同されご来店されます。
写真館がよく使ういかにもな話しに聞こえるかもしれませんが、本当です！　
証明写真って悪目立ちせずに上品に魅力的に撮るのは本当に難しいです。黒ジャケットに黒髪なので、ほとんどが平凡か、何となく地味な人？といった感じになるはずです。
エアライツのような垢抜けた写真を撮れるところが他にないので半信半疑の方は是非ぜひ、探してみて下さいね！

話しを戻しますが・・
今ドキの学生さんたちは、僕ら 50代の就活よりも、はるかに大変なことをクリアして、内定に漕ぎ付いているので、本当にすごいと心から思います。
間違いなく今の方たちの方が、大変です。
驚くのがインターンに参加して爪痕残そうと思っても、大手人気企業の場合、証明写真付のESを出して、Webテストも通過して、面接までされて、ようやく参加できる！って、
しかも、夏の開催となれば、誰もが気軽にエントリーしてしまうので、参加権取れるのが、合格率全体の 20%以下って・・
本当に大変だなと思います。そして、本試験の際もまた「ES出し・Webテスト・面接」と熾烈な競争があって、採用を勝ち取っているので、本当に頭が下がります。

写真を撮りに来られる学生さんたちも本当にいい雰囲気の方ばかりで、
こちらから見ていても、しゃべっている時の好感度も高くて、受け答えも上手で、絶対うまくいくよ！と思う学生さんですら、みんな「不安しかない！」とクチにされているので、
少しでも心の負担を軽くして差し上げたい！　何かしらのお役に立って差し上げたい！との思いで、
今回は、その付き添いで来られた大手の採用担当をされている親御さんから聞いた「面接のリアル」について、特に心に残ったお話しを書いてみたいと思います。

例えば、就活序盤で面接３連敗などしたら、どんな人でも全人格否定されたかのような気持ちになり「自分なんてきっとこれから先も誰からも相手にされないのでは？通用しないかも！」なんて心がへこんで立ち上がれない位、落ち込みますよね。
でも実際はそんなに絶望する必要はないんです。常識がなかったり、人間的な欠陥があったなら、人気企業の難関のES（自己分析も含め、表現力も見られてる）を３社も突破できないのと、
「面接は本当に相性だ！」というエピソードを今からお話しします。。。

このお客様は、誰でも知っているTV局、勿論（キー局）にお勤めの方だったのですが・・
その方は、前年まで広報宣伝課のセクションに勤務していたのですが、人事異動で「人事部」に配属され、
当時の部長から、「来年からは君もメインでアナウンサー採用の面接をしてもらう予定なので今年は私の横に座って、流れや様子を見て雰囲気を掴んでおきなさい！」と言われたそうです。

キー局アナウンサーの採用面接で２次３次とクリアして上がってくる女性は、どの子でも甲乙つけがたいほど、容姿端麗、声もキレイ、受け答えも抜群、さすがに世代の最高峰の女性ばかりが揃っていたとのことですが・・
面接を進めていくうちに、その方から見て、圧倒的にNo.1と思える輝きを放った女性が登場されたそうです。
あとは話してみて中身はどうだろう？と部長の横で注目して見ていたら、
ルックス抜群、言葉選びも完璧で、話しも上手く、可愛いのに嫌味がない！優しさも垣間見える！「完璧に今年の１番だ！」とその方は思ったそうです。
そして最後の質問で、趣味は？と聞くと学生さんは「恥ずかしながら、私、仏像マニアで国宝展とかお寺に行くのが何よりも元気が出ます（笑）」と答えたそうです。

私にこの話をして下さった方からすれば、その答えも完璧！「美人で気取っている女性」なんて今どき流行らないし、今の時代は、誰もがゲームだったり、アイドルだったり、インドア的な趣味を持っているのが大多数なので
そんなアングラな人の気持ちも分かりますよ！というニュアンスが良く、絶対人気出る！　断トツで合格するな！と思ったそうです。
ですが、その学生さんが退席された後に、当時の部長がクチにしたのは「惜しかったな～あの子、オタっキーだったか～」とのことで、その学生さんは合格されなかったとのことです。
「私があの年に権限を持っていたら絶対にその子だった」と申しておりました。ちなみにその学生さんは他局のキー局で採用され、今では看板アナウンサーの１人になられてご活躍されています。

別の方から見れば「世代No.1」と思える人が落とされる！　これが、本当に面接の実態です。
自分も、面接していて、絶対 Aさんと Bさんなら Aさんの方が素直で伸びシロが広いので可能性を秘めているので、良いと思う！と思っていても
権限ある方の好みに合う学生さんの方が、採用されたりしますので、面接は本当に時の運と相性だと思いますので、
２～３連敗したからといって、絶望！なんて思わないで下さい。

大手企業のESをバンバン通しているのであれば、それだけで人の心に訴えかける何か？特別な才能は持っていますので、あとは面接で、悔いの残らないよう自分を出し切ることです。
それを繰り返していたら、どこかの順番で、是非「君の力を貸してほしい」「わが社にきっと合うはずなので、一緒に働きたい」とお声がかかると思いますので、
面接を落とされて元気になれ！というのは難しいと思いますが・・数日、リフレッシュしてまた戦いに戻りましょう！
口で言うのは簡単かもしれませんが・・→コツコツ頑張っていると必ず、運気が上がって、チャンスがまわってきますよ。不思議なんですけど・・本当です。

よくありがちな応援メッセージに聞こえるかもしれませんが・・・
私の５０数年の人生を振り返ってみても、周りでうまくいった人、なりたい自分になれた人って、どの方を見ても、共通して言えることは、人一倍の努力もされてきているし、話しを伺っていて必ず出てくるキーワードは
「誰だれさんとあの時、あのタイミングで会えたことが奇跡だし、あそこで出会えてなかったら、力を貸してくれなかったら、今の自分はない！」そんな言葉をよく耳にします。
「ご自身の絶え間ない努力」それプラス、力を持っている方「キーパーソンとの出会い」その２つが重なると強いと感じますし、
頑張っている人には、何故だか奇跡の橋が架かるように思えます。

大変なことだとは思いますが・・、コツコツ頑張ることは大事！について、もう１つだけ、これから社会に出て働く皆様にエールです。

大手企業で働くことになると、営業部など企業の花形のポジションもあれば、カメラ機材の保管など倉庫番的な陽の目を見ないセクションも必ずあります。
私が大学卒業後働いた企業でも、A派閥とB派閥で熾烈な人事争いがあり（私はその頃、新人ペイペイだったので、特に関係ありませんでしたが（笑））
敗れた方の派閥に上司からの流れで付き合わされていたある先輩が、その後の人事異動で倉庫番をすることになり、能力の高い方だっただけにプライドもあって腐ってしまうか、辞めてしまうかも？と思って見ていました。
ですが、その方はそこで腐ることなく、全力で自分に与えられた仕事を全うし、さらに無駄を抑え、効率化を計ったり、企業に利益がもたらせるようひた向きに努力されていました。
そこから数年後、世の中でも話題となったある出来事が会社で起きて、役員人事など刷新された際に、別のラインの新部長からお声がかかって、見事に花形の職場へとその先輩は復帰をはたされました。今でも上場企業の役員をされています。

皆様も長い会社員生活を送られていると必ず、いろいろなこと、理不尽を感じるようなことも起きると思います。
１つお伝えしたい事は誰も注目していない環境に飛ばされたとしても「自分のことなんて、誰も見てないと思っていても、実は人は見ています！」
与えられた環境で、腐らず、どれだけ頑張れるか、　　頑張っていると不思議と運気は上がってくると思います。私もその先輩の背中に教えられましたよ。
繰り返しますが、運気を上げたければ、コツコツ頑張ることです。

話しがいろいろと脱線しましたが（笑）今回は
「面接、落ちたからといって絶望までは思わないで！相性と時の運です」というテーマで書かせて頂きました。
ついつい熱く語ってしまいましたが、自分も就活していた頃と社会に出たての頃、本気で悩んだり、迷ったりしていたことを思い出してしまい
今、その頃と同じ境遇にある皆様の就活ライフに少しでもお役に立てれば何よりと思い記載しました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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